タカヒロ コーヒードリップポット 0.9L 18-8ステンレス IH対応

先日、ずっと気になっていたドリップポットを購入しました。

すでに3種類のドリップポットを所有していましたが、どれも性能的に尖りすぎていて「普通のが欲しいなぁ」と思っていたのです。

ドリップポットの評価については、いろいろな尺度があると思います。

  1. 流量調整能力
  2. 持ちやすさ
  3. ドリップ技術の必要性
  4. 気分が上がるか。好みの恰好か。
  5. 価格

満足いくドリップポットに出会うのはなかなか大変なことです。たいていの方はいくつか試されていく中で出会うのだと思います。ドリップポットの話は深すぎるので、ここでは今回購入した『タカヒロ コーヒードリップポット 0.9L 18-8ステンレス IH対応』についてご紹介させていただきます。

タカヒロの良いところはこれだ!

  • 見た目、フォルムが美しすぎる(主観)
  • 流量調整能力が高い
  • 内側の構造が美しい。接合によるくぼみ等がないので、水をしっかり切ることができて衛生的
  • ステンレス加工のまち、新潟県燕市製。純日本製

まずはこの見た目。ステンレスの美しい輝きとスタイリッシュなフォルム。作りがしっかりしているので、末永くお付き合いできそうな雰囲気が漂っています。

肝心の流量調整についてですが、細くゆっくりも落とすことができ、かつ、しっかりとした太い流量もこなす優れものです。

次いで内部の構造について。お湯に接する面に全く継ぎ目がないんです。これは本当に驚くべきことです。継ぎ目があると、どうしてもそこに水がたまり、布でふき取るなどしないと完全に水けを切ることができないものです。このタカヒロのポットは、そういうストレスを全く感じることなく使用することができるのです。どういう技術なんだろうと驚きです。

そして、なんといっても新潟県燕市で製造された、「燕ブランド」。日本が世界に誇る技術の粋がこのドリップポットに込められています。

お値段的には8,680円と少しお高めに感じる方もいらっしゃるかと思いますが、永く使い続けると思えば、そしてこの機能美を考えると、むしろお安いと私は思います。

ドリップポットを購入するうえで難しいところは、持ち加減など、どうしてもしっくりこないという方もいらっしゃるかもしれないということです。こればかりは実際に使ってみないとわからないのです。だからこそ、多くのユーザーの信頼を勝ち得ているタカヒロのドリップポットは試してみる価値があると思います。あと、これが重要と思うのですが、人間には「慣れる」という機能が備わっています。なので、持ち加減は究極のところ慣れると思います。よっぽど変な形ということではないので、大丈夫と思います(と思いますと言ってしまう弱気さ)。

持ち手の話はここまでとして、タカヒロにはこのスタンダードのドリップポットとは別の『雫』シリーズがあります。注ぎ口の径がさらに細くなっており、その名の通り雫が滴るようなドリップがさらに簡単にできる優れもの。ただ、径が細くなれば、どうしても高い流量を出すことができなくなります。私もどちらを購入するかさんざん悩みましたが、極細口のドリップポットをすでに所有しているということもあり、今回はスタンダードのほうに決めた次第です。

実際に使用できるわけではないというところで本当に悩みますが、Youtubeなどで「タカヒロ ドリップポット」などで検索すれば、ドリップの様子などの動画が上がっているので、参考にされてもよいかもしれません。。

私が今回購入したのは0.9Lタイプですが、0.5L、1.5Lとサイズ違いのラインナップがあります。ここも迷いどころの一つです。購入するにあたっての参考として、0.9Lというのは下の写真の水量です。ここまで入れるとドリップできないわけではありませんが、実用的な量は0.7~0.8Lくらいかと思います。

普段どのくらいの量をドリップするかが重要です。あと、湯は減ってきたら継ぎ足せば良い話です。ドリップをするとき、8分目程度がゆっくり落とすにあたっては最適量ですので、あまり大きいサイズを購入すると使わないお湯の量でも8分目まで入れなければならなくなります。ご家庭でドリップされる場合は、0.5Lもしくは0.9Lがよいかと思います。が!これは本当にわかりません。目安程度にここは見ていただければと思います。

しかも、サイズによって持ち手の大きさが変わってきます。手の大きい男性には、0.5Lは少し小さいかもしれません。ただ、何度も繰り返しになりますが、使用感は人それぞれ。小さいほうがいい!という方もいらっしゃると思いますので、また悩みが増えるところです。

いろいろお伝えしましたが、個人的には「最適ドリップポット」認定です。本当に良いものに出会うことができました。日本の職人さんに感謝です。しかし、長文になってしまいました。それだけドリップポットは奥が深いです。皆様もこの奥深さを楽しむくらいな感じでいかがでしょう。

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