前回、「ハリオ・スイッチ」についてかなり詳細な記事を投稿いたしました。私としてはほぼ完全に網羅した内容と自負していたのですが、その後Youtubeにて「おお、これは!」というスイッチ関連の動画を投稿されていた方がいらっしゃったので、ここで改めてご紹介いたします。
バリスタ・オカザキさんのYoutube動画
【超最適解】ハリオスイッチをコーヒー初心者が買うべき3つの理由/どのコーヒーメーカーよりもおすすめです。【HARIO Switch】 – YouTube
こちらの動画を見ていただければ一発なのですが、そこは完全主義者(?)のハライチコーヒー。自分なりに検証していこうと思います。
粉を先に入れるか、後に入れるか…。抽出にどれほどの違いが現れるのでしょう?
ハライチコーヒーによるハリオ・スイッチの紹介ブログはこちら↓
目次よりご覧になりたいところに飛ぶことができます。
バリスタ・オカザキさんによる「豆、後入れ」ことアルティメット方式とは
では早速、オカザキさん紹介の「豆、後入れ(アルティメット)方式」をハライチコーヒーのアレンジバージョンにてご紹介いたします。
今回はハリオV60の03(1~6人用)を使用しています。
今回のレシピは、豆(中細挽き)の量32g、湯量440mL(95℃)で抽出します。
95℃程度の湯440mLをドリッパーに注ぎます。
温度が90℃程度になるのを待ちます。
※器具を温めたのちに改めて湯を注いでもよいが、面倒なので高めの温度の湯で温め、そのまま抽出用の湯として使用しています。
※紙のにおいが気になるという方は、一度リンスされたほうがいいかもしれません。
挽いた粉を手早く湯に投入します。投入を終えたらタイマーをセットしてください。
※特にありません。こぼさないように気を付けてください。私はよくタイマーのセット忘れをします。皆さんはお気をつけて。
かき混ぜて2分待ちます。
※撹拌はくるくる回して大丈夫です。
2分経過後、スイッチをオン。抽出終了です。
抽出はとても簡単です。抽出後の残った粉の状態がとってもきれいなんです(笑)
「先入れ」と「後入れ」を比較
では、豆の「先入れ」と「後入れ」の作業量を比較してみましょう。
作業 | 「先入れ」 | 「後入れ」 |
---|---|---|
器具の温め | 必要 | 不要(温めと抽出用の湯は同時) |
撹拌 | 不要 or 最後に少し | しっかり撹拌 |
タイマーのタイミング | 湯の注ぎ始め | 粉の入れ始め |
検証するほどのこともないでしょうか。
大差はありませんね。好みの問題です。
味の違いを比較
濃度測定等は行えませんので、完全に主観的な評価になることをお許しください。
粉の「先入れ」と「後入れ」では、後入れのほうがしっかり成分が抽出されている印象です。しかしこれは、「先入れ」のほうの豆の量を少し多めに入れれば同等になると考えられます。さほど大きな違いはないと思います。
抽出後、コーヒーかすのドリッパーにつく様子が「後入れ⇒撹拌」のほうが美しく、個人的にはこういう点に価値を感じます。
ハライチコーヒーの所見
主観の要素が多く厳密な検証とはいいがたいですが、個人的にはオカザキさん提唱の「後入れ」のほうをお勧めいたします。
こんな些細な事を検証材料としてしまい、かつ厳密な検証とは言えませんが、こんなことがコーヒーの楽しみではないでしょうか(汗)
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