オススメのデジタル温度計「dretec O-263」

この記事のポイン
  • デジタル温度計で重要なのは「アラーム機能」
  • アラーム機能の落とし穴とその見分け方
  • アラーム機能付きでオススメは「dretec O-263」

お湯の温度をしっかり把握することは、目的とするコーヒーを淹れる際には外すことができない大事な要素です。

お湯の温度を把握する方法として一番確実なのは、もちろん温度計を用いること。私はデジタル温度計を主に愛用しております。

メグミさん

温度はそんなに大事なの?

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そもそも温度によって感じる味覚が違います。また、コーヒーの成分も温度帯によって出やすい成分が異なるということもあり抽出するかは抽出するかは味にも大きく影響します。

コーヒーを注出するうえで、温度計を用いることはとっても重要です。

そして、私のこれまでの経験から、

「アラーム機能」を有する温度計は、劇的にコーヒーライフを充実させてくれます。

【注】私はコーヒーを淹れるためのお湯を、一回沸騰させたものを冷まして使用しています。ここでは、沸騰したお湯が冷めていく過程で温度を把握することが主たる目的で温度計を使用していることをご承知おきください。

目次

デジタル温度計を選ぶ基準

私の考える、デジタル温度計で優先すべき基準のトップ5をお伝えします。

デジタル温度計を選ぶ基準
  1. アラーム機能
  2. 電源の好み
  3. 温度の到達スピード
  4. 小数点以下の測定
  5. コストパフォーマンス

人それぞれ、大切にしたいことは様々ですので、この順位はあくまで私の主観です。しかし、優先順位の1位にあげさせていただいた「アラーム機能」は、一度体験すると手放せなくなります。コーヒーを淹れる際には、様々な準備作業が発生します。この時、温度把握につきっきりになるのは、大きく効率性を低下させます。アラーム機能は、一度沸騰させたお湯をある程度まで下がるまでその他の準備を「温度に気を取られることなく」進めていくことができます。

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2位以下については、下にざっくりした説明を載せておきます。以降の章では「アラーム機能」に焦点をあてて解説いたします。

アラーム機能の落とし穴

Amazonなどで「温度計 アラーム機能」などで検索をかけると、いくつかの商品が案内されます。見た目とか「これは良さそう!」と購入される方もいらっしゃると思いますが…

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ちょっと待ってください!
「アラーム機能」には、2点の注意点があります。

注意点1 設定温度がいちいちリセットされるものには注意!

コーヒーを淹れるための温度測定は、概ね80~95℃の範囲です。にもかかわらず、設定するのにマイナス50℃からいちいち温度を上げて設定しなければならない温度計もあります。測定値がいちいちリセットされてしまうのです。これは、実質使えないのと一緒です。温度表示部が「現在の温度」と「設定温度」の2画面表示されているものがよいかと思います。しかし、こればかりは必ず大丈夫とも言い切れません。これは!と思うものがあれば、メーカーに問い合わせるとよいでしょう。

注意点2 食品温度を測る温度計に注意!

肉などをオーブンで焼く際に食材に刺して使う温度計があります。当然「アラーム機能」が付いていることが多いのですが…温度が上がっていき、到達したときに知らせるアラーム「HIアラーム」であることが多いです。つまり、下がっていく温度でお知らせするアラームではない場合があります。これでは残念ながらお湯の温度を管理するという意味では使えないアラームである可能性が高いです。これも一概には言えませんので、どうしても気になる商品があればメーカーにお問い合わせください。

オススメのデジタル温度計はこれ!「dretec O-263」

本体
タカヒロ0.9Lでの使用感

あれこれとお伝えしてきましたが、温度計を4種類所持している私の経験から、今のところのベストは「 dretec O-263 」ではないかと思います。

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なぜ dretec O-263 がオススメなのか。ズバリこれです!

アラーム機能がシンプル!

この dretec O-263 は、「設定した温度になったらアラームが鳴る」仕組みなのです。昇温でも降温でも関係なくです。そして、電源を切ってもいちいち設定温度がクリアされないのでとても便利です。

50~200℃では、温度誤差が公称±2℃とのことですが、毎回測定していく中でそれほど大きな誤差を感じたことはありません。過熱しているところで手を離さないという注意点があるようですが、100℃以下で使用する限りでは大きな問題はないと思います。※ただ「使用の際は必ず手に持って」となっていることはご承知おきください。

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私はこの温度計に出会えて本当に良かったと思っています。ホームセンターや、もちろんAmazonでも販売しています。価格もそれほど高くはないと思います。

付属情報

製品仕様

表示方法液晶デジタル6桁
表示単位1℃
表示温度範囲-50~+300℃
検温部の使用温度範囲 -50~+300℃
動作保証温湿度範囲0~+40℃、85%RH以下(ただし結露しないこと)
精度0~+50℃:±1℃
+200℃以上:±2%(±4~6℃)
その他の範囲:±2℃
アラーム鳴動時間約60秒
オートパワーオフ約10分(ボタン操作がない時)
約60分(アラームモードを設定したとき)
防滴性能JIS C 0920 IPX2相当
使用電池リチウム電池 CR2032 × 1個

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