コーヒーに使う水について

コーヒーに使う水は水道水ではだめ?
軟水、硬水、どちらがいいの?
「沸かし直し」はまずくなる?

コーヒーは、年に1回、正月の時の飲み物。…というわけではありません。日々の生活の中に溶け込み、楽しまれるものだと思います。そういう中で、もちろん豆について考えることも大事ですが、コーヒーのほとんどの成分である水について、あまり考えない方も多いかと思います。

結論を言ってしまうと、結果、それでよいです。それ、というのはつまり水道水です。

回りくどい言い方をしましたが、日本の水道水なら問題ありません。日本の水道水のほとんどが軟水(沖縄の一部は硬水のようです)です。

では、硬水・軟水について。

水の中にミネラル含有量がある一定基準より多いか少ないかで軟水、硬水に分けています。

1Lの水にマグネシウム・カルシウムが120mg以上 ⇒ 硬水
1Lの水にマグネシウム・カルシウムが100mg以下 ⇒ 軟水

その間、例えば110mLだったら?…それは軟水でも硬水でもないということ。どちらとも表記できないということになります。

コーヒーに適しているのは、軟水です。軟水で淹れると口当たりがよく、まろやかに仕上がります。まあ、これも好みではあると思うので、皆さん一度は硬水を試されてみてもいいかもしれません。

話がそれましたが、日本の水道水のほとんどが軟水ですので、水道水を使うことは全く問題ありません。むしろ、日本はコーヒーを飲むのに適した国ということになるでしょう。

水道水のカルキ臭が気になる。

そういった方は、浄水器を通すか、沸騰させるか(コーヒーを入れるときに沸かすのですが、あえて挙げています)すればよいと思います。

もちろん、ペットボトルのお水やウォーターサーバーなどはより良いコーヒー環境を作り出すことができるでしょう(軟水、硬水についてはきをつけなければなりません。)。ただ、コーヒーは日々楽しむもの。ランニングコストは継続していく上で重要です。経済的に余裕のある方は、ぜひお水にも力を入れてください。よりおいしく楽しめます。ただ、水道水でも十分おいしいコーヒーを入れることができます。

沸かし直しはやってはいけません。

沸かし直しは、水に含まれた酸素がぬけてしまっているため、おいしいコーヒーは入れられません。

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